堰堤釣りって、サッカーでいうとセットプレーに似ているような気がするのは自分だけでしょうか。
攻め方によって、確実に得点に繋がります。
まだ水量の多いこの堰堤。
写真右側(写っていませんが)は比較的フラットな水面で、いかにもライズがありそうなポイント。
ここでライズがあれば最高なんでしょうが、先行者の後ではほとんど期待できません。
ここでライズがあれば最高なんでしょうが、先行者の後ではほとんど期待できません。
そこで水面が荒れてしまっている左側(写真)が狙い目。
実際は写真以上に水面の高低差があります。
まずは一番手前のAポイント。ここの石の際には確実に岩魚が付いているはずです。
ここは堰堤から少し離れたポジションから狙います。タイミングが良ければ大物が釣れます。
ここは堰堤から少し離れたポジションから狙います。タイミングが良ければ大物が釣れます。
流れの筋を読んで、あらゆる筋からこのポイントを通過するように心がけます。
さらにその後はB。
もっとも期待が持てるポイントです。
水面は荒れていますが、水流が無く、一番釣りやすいでしょう。
フラットな水面と比べ、フライを浮かべている時間、あるいは回数をしつこいくらい流します。イワナがフライを見つけてくれるまで待つ感じです。
水面は荒れていますが、水流が無く、一番釣りやすいでしょう。
フラットな水面と比べ、フライを浮かべている時間、あるいは回数をしつこいくらい流します。イワナがフライを見つけてくれるまで待つ感じです。
ただフライが上下に激しく動きますので、ドラッグが意外と掛かってしまいまので、ライン処理に注意が必要。
そしてC。まさに今狙っているポイントです。
泡の中の岩魚が上を向けば、ここで出てきます。
流心はガンガンですが、脇は意外と流速はありません。
ただフライが波を被ってしまいますので、浮力が重要です。
流心はガンガンですが、脇は意外と流速はありません。
ただフライが波を被ってしまいますので、浮力が重要です。
ここもしつこいくらいに流して、出来るだけフライがステイしている時間を稼ぎます。
釣り人によってこの体内時間にはかなりの差が有りますが、この場合長いに越したことはありません。
特に先行者の後はこんなポイントを拾っていくと、思わぬ好結果に結びつくことも少なく無いでしょう。
釣り人によってこの体内時間にはかなりの差が有りますが、この場合長いに越したことはありません。
特に先行者の後はこんなポイントを拾っていくと、思わぬ好結果に結びつくことも少なく無いでしょう。
釣り人の多い河川でも、こんな堰堤ではじっくり時間を掛けて先行者のとの差を広げて釣り上がれば、後追いでもハンディは緩和されます。
ただ水量がこれ以上落ちてしまうと、ちょっと厳しいかもしれません。
ただ水量がこれ以上落ちてしまうと、ちょっと厳しいかもしれません。