既にイワナモードになってしまっているせいか、本流から足が遠のいてしまっていました。
もっとも、このところの雨、増水、濁り、強風とあまり良い日が無いらしく、何処も芳しくない感じです。
それでも、なるべく良い日を選んで出掛けてみました。
この時期で水温はまだ13度ですから、条件的にはまだまだ行けそうな感じです。
今シーズンはまだ40オーバーが出ていませんので、もう少し通う必要がありそうです。
ところがハッチがありません。カゲロウもカディスもまばらで、ライズを誘発するまでには至っていないようです。
特にヒゲナガに関してはほぼ壊滅的で、今年はまとまったハッチは一度も見ていません。
この辺りのサイクルが例年とかなり違ってしまっているせいか、サイズ的にも一回りほど小振りな感は否めません。
それでもこの日は3尾掛けて2尾キャッチ。
1尾は掛けてからバッキング近くまでラインを引き出されましたので、もしやと慎重にやりとりしましたが、こちらはニジマスでした。

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その後まずまずのサイズのヤマメをキャッチしたのですが、写真を撮る前に逃げてしまいました。

日を改めて再び出掛けてみましたが、ライズはニジマスのみでした。

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まだ魚は居ることは確認できてますので、この先の展開はハッチ次第ということでしょう。

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今では珍しいメタルフェルールです。
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ガルシア社製のグラスロッド。
まだABUに吸収される前の、おそらく70年代のモデルでしょう。
傷みも無く完品です。
今となってはこれほど状態の良いロッドは手に入れるのが難しいかもしれません。

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このマークを見ていると、学生時代を思い出します。
もうかれこれ30年以上前の70年代のことです。
今では蕎麦店を営む同級生のKが初めて手にしたロッドがこのメーカーのグラスのマルチピースだったからです。
このロッドを選ぶのに迷いに迷って釣具店で2時間以上付き合わされて、挙げ句の果てには閉店時間を大幅に延長させてしまいました。

それからというもの、休みになるとこのロッドを持っていろいろなところに一緒に出掛けましたが、とある寒い日、釣り場で焚き火をしていたらロッドの布袋に火が移って、袋が半焼してしまったのです。
布袋に貼ってあったGARCIAのタグが最高に気に入っていたらしいのですが、気が付いた時には無情にも熾きになっていて、じわじわと袋全体を灰に変えようとしています。
おそらく風に飛ばされて、焚き火の中に入ってしまったのでしょうが、そんな信じられない状況とそれを見たKのリアクションが面白くて、実は笑いを堪えるのが大変でした。
ロッドが無事だったのが何よりの救いです。

このマークは今見ても格好いいですからね。
ガルシアを選んだのは大正解でしょう。


ところであのロッドは今でも健在なんでしょうか?

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確か80年代後半だったと思います。
埼玉のお客様からカスタムのリールの注文をいただきました。
それまでに数種類のリールは既にリリースしていましたが、生産台数は少量ながら全て標準品で、一台だけの特注品はこの時が初めてだったかもしれません。
概要を打ち合わせしてから、当時のB02リールをベースに図面から起こしました。
仕様は6番ライン用で、クランクハンドルの両軸リール。

同時に村田さんにもロッドを注文しているらしく、そのロッドに似合うようにして欲しいとのことです。
ロッドはセミツーハンドの8.6ftの#6。東北の日本海側のアメマス用と、使用する場所まで限定したロッドです。
そして、双方の共通した条件として"RAIN AFTER TROUT"と文字を刻むことでした。

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早速村田さんと連絡を取りあって、シートやグリップ形状などを打ち合わせし同時進行で納入した覚えがあります。


そしてこれが縁で、そのお客さんとは今でも良いお付き合いをさせていただいております。
粋でお洒落で話し上手で、接しているといつも歳を重ねることが楽しみになってくるから不思議です。大いに見習っています。

しかしこのリールとロッドのことは記憶の遙か彼方にありました。
先日、このセットをお店に持ってきていただき、久々の再会となったのです。
村田ロッドの完成度に比べ、ちょっとリールが貧相で恥ずかしくなります。

ブラスは良い感じに変色して貫禄が出てきましたが、作り手はいつまで経っても未熟のままです。

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お店からほど近いところに、パスタ屋さんが新たにオープンいたしました。
以前もここはイタリア料理店でしたが、経営が変わったのか、店名を変えての新装開店です。
そこで早速偵察に行ってきました。
日曜日のランチ時間とあって、かなり混んでいます。

面白いのはランチのメニューで、サラダとパスタとソフトドリンクのセット、ここまでは何処でもありそうな組み合わせですが、その他にピザが食べ放題です。
焼きたてのピザを定期的に店員さんがテーブルを回って1ピースづつ配っていきますので、毎回違った種類のピザが食べられます。
また、満腹になったら満腹マークをテーブルに置いておけば回ってきません。
なかなかユニークなシステムです。

少しずついろんな味を楽しむには最高ですが、メインでパスタがありますので、せいぜい5切れくらいまででしょうか。
大食いの方でしたら、かなりお得なセットです。
味もなかなかですし。

ミニマニストのためのフライボックス3種のご紹介です。

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必要最小限の道具だけに絞れば、かなり荷物を減らすことが出来ます。
フライもその日に使う分だけでしたら、こんなフライボックス一つでも充分かもしれません。
どれもコンデジと同じような大きさですのでポケットに入れて釣りに行くのも洒落ています。

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写真左上
フライライトのドライフライボックス。
カラーはブルー、イエロー、ピンク、ホワイトとパステル調で綺麗です。
価格 441円

左下
ホイットレー#7104。
プラスティック製の軽量版フライボックスです。
ホイットレー独特のクリップ着きコンパーメントとフォームの組み合わせ。
ドライ、ニンフの携行ではこれ一つで充分かもしれません。
価格 2900円

右下
アキスコのフライボックス。
クリップ&フォームの組み合わせ。
ウェット、ドライ、ニンフと、あらゆるフライに対応可能です。素材はアルミを使用していますので、丈夫で質感があります。
価格 2000円

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