感染者数が増える一方で、仕事以外での不要不急の外出がなくなり家で過ごす時間が増えました。
今までは一切やらなかった家事や料理も最近では日課になりつつありますので、引きこもり生活も悪いことばかりではありません。

仕事部屋もモノであふれかえっていますので、これらも少しずつ整理をしていかなけれならないのですが、これは後回しになっています。

そんななか、片隅でほこりを被っていたフライ爺さんです。

flyman
40年ほど前にバルサからカッターナイフで削り出して色を塗ったモノですが、稚拙ではありますが今までずっと棚の片隅に飾ってあります。
竹籤のフライロッドの先端は折れてしまっていますので、これも後で作り直してみましょう。

まだまだ情報が少なかった時代でのフライフィッシングの世界では、ちょっとしたライフスペースにこのようなモノがあるだけでテンションが上がったのです。
当時は少数派の趣味でしたので、FF関係のステッカーが貼ってある車を見掛けると、それだけで親しみが湧くような時代でした。

フライ爺さんも今作ればもっと違ったデザイン、服装になるのでしょうが、当時に比べて今では様々な優れた市販品がたくさんありますので、とても自分で作ろうと言う気にもなりません。
しかも既に自分自身がフライ爺さんになってしまっています。