2007年10月

渓流も禁漁になり、低番手のタックルはしばらくは出番が無くなります。
そこで今年活躍してくれたリールはメンテナンスをして保管しておきます。

今年使用頻度が高かったのはTR7とNK1でした。
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まずはドライバーでトリムのネジを全て外してバラバラにし、部品一つ一つをコンパウンドで軽く研磨。その後、古いグリスを全て布で拭き取り、モリブデン系のグリスを軸受け部とクリック、ギアにそれぞれ塗布してから組み立てて終了。

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完成。ニッケルシルバーは磨くと輝きが蘇ります。
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簡単な作業ですが、これをしておくといつでも良いコンディションで使用することが出来ます。
基本的にはメンテナンスフリーですが、手入れのしてある道具を使うのは気持ちが良いものです。

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10時半頃からゆっくり始めて2台終了したのがこの時間でした。

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釧路のいつもの鮨屋。
ここのお座敷にあった扇風機。
いかにも昭和の匂いがしてきます。
夏の短い北国では出番は極端に少ないでしょうから長持ちするのでしょう。

前回の標津のテレビに比べれば、かなり新しい部類に入りますが、それでも昭和50年代製でしょうか。

そう言えば学生時代(昭和50年頃)北海道を車で一週したことがあります。
貧乏旅行ですから、宿は行き当たりばったりで一番安い宿を探して泊まりました。
場所は忘れましたが、確か道東の寂れた町並みの、とある民宿。
そこで宿のおばあさんが、暇だったら雑誌でも読めば、と言って持ってきてくれたのが昭和30-40年代の明星や平凡といった雑誌の数々。
表紙は吉永小百合やグループサウンズですが、保存が良いのか真っ新に近い状態だったのには驚きました。

今では中央と地方は景気の格差が問題視されていますが、情報はほぼリアルタイムで得ることは可能です。
しかし昔は違いました。
情報の格差も大きかったと記憶しています。
遠くへ行けば行くほどに、タイムトンネルをくぐるような錯覚に陥る旅を何度も経験しています。

JALの釧路便はエアバスA300。
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空港で朝食を採るのが恒例になっていましたが、最近では空弁に凝っています。
出発までに時間があるときは、お店でいろんなお弁当を見て回り、いくつか購入して機内で戴いています。

この日の空弁はマイセンのカツサンドと助六寿司。
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普段、鉄道を利用することがほとんどありませんので、昔よく食べた駅弁が懐かしくて、その代わりを空弁に求めているのかもしれません。

いつも早弁になってしまうヤマチャン。
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北海道の場合、飛んでいる時間は正味1時間強。しかもシートベルトのサインが消えている時間は数十分程度でしょう。
好きな音楽でも聞きながら、機内サービスと一緒にお弁当を食べていると、あっという間に目的地に到着してしまいます。

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釧路といえば、食。
魚好きにはたまりません。
日が短くなりましたので、ホテルに戻ってから部屋のお風呂にゆっくり浸かり、それから夕食に出掛けても充分に時間があります。
今回は東急インでしたので若干遠くなりますが、やはりいつもの鮨屋。

写真は上ちらし寿司です。
このネタの多さにはビックリ。
今回は寿司をたらふく食おうと思ってビールは控え目にしましたが、島エビやら、ほっけやら牡蠣やらししゃもやらと、つまみを採りすぎてまたしても5カンで満腹。

価格は関東の半額位ですね。

それにしても全員Tシャツ一枚。
寒いとかと思ってダウンまで持っていったのですが、たまたま暖かかったのでしょうか?
関東と変わらぬ気温でした。
室内ではこれで充分でした。

午後からは中流域へ移動。

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行きがけには多くのFFマンで賑わっていたポイントも徐々に人が少なくなってきたようです。
この川で最も人気のあるスポット。何時行っても必ず釣り人が入っている区間。
実際に川に降りると、大淵と瀬のポイントが連続するだけあって、ここに釣り人が集中するわけが分かりました。

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繰り返しますがアメマスは何処にでもいます。ただ、いかに効率よく釣るかはいかに多くのポイントが集中している場所を見つけるかということだと思います。

その意味で下流側の方が水量、水深共にありポイントが多いのかもしれません。

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夕方になって更に下流に移動しますが、こちらにも既に先客が6名。全て地元ナンバーのFFです。

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下流で釣っていましたので、上流側へ入ろうと思いましたが、川に降りると2人上がってきましたので入れ替わりに入らせていただきました。
さっきまで釣っていたにもかかわらず、すぐに釣れるのですからこの釣りはストレスがありません。
結局ここで真っ暗になるまで釣りましたが、夕方になるととたんに食いが良くなるようです。
50オーバーがほぼ入れ食い状態で釣れ続きましたが、こうなると腕が痛くなってきます。そしてタイムアップ。


今回は正味一日半でしたが、本当に良く釣りました。
一泊二日でも充分に楽しめますが、出来ればあと一泊したいですね。

ここから空港までは約1時間。
帰りの便はJAL20時20分釧路発ですので、ここまで釣っても更に時間に余裕があります。

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空港で時間を潰して、北関東の自宅には24時前には到着しました。
来年に向けての良いモデルケースとなりました。

この時期の道東も良いものです。

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