2010年05月

約一ヶ月ぶりの新潟へ。

雪代がだいぶ遅れてはいますが、そろそろ旬のはずです。

今回も朝はのんびりスタートでしたが、それでも午前中には目的の川に到着。
川を覗くとまだちょっと水量は多め。

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それでも各ポイントには先行者の車が止まっています。
やはりベストシーズンを迎えた人気河川は週末ともなると、入るところが無いくらいに混んでいます。

しかし、この時期の狙い目はなんと言っても午後。気温が上がってハッチが始まってからが勝負となります。
午前中は適当な場所で時間を潰して、午後から本命区間へ移動。

こんな作戦が功を奏し、至るポイントから岩魚が飛び出してきました。

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あらら、良いイワナだったのにピンぼけ。
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と、この後も良型がさらに釣れ続けます。


同じ川でも釣る時間帯によってはっきりと明暗を分けます。

一度岩魚が上を向いてくれれば、先行者はあまり気にする必要はありません。
特に水量の多い河や雪代時の釣りは、こんな傾向が良く見受けられます。

別れて入ったポイントで尺イワナをゲットして、足取りも軽いYちゃん。(写真は携帯カメラの中ですので掲載できませんでした。)
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この界隈もいよいよベストシーズン突入です。

前回の借りを全部返したのは良いのですが、釣りが終わってから右手を使いすぎて重くなってしまいました。ポイントによっては左手で釣ってみたのですが、キャストは出来てもライン処理がうまくできません。
まだまだ本調子ではなく、流れをまたいだ釣りがきついですね。

それでも車に戻ると、次の川に行きたくなってきますので、この後は別の川に移動してイブニングまで続行しました。
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今年の本流は初期から調子が悪く、出動ペースは5月に入ってからは週一か行っても週二程度。土日は他に行っています。

ところが腕が上がらなくなった翌週は6日連続で通いました。

一つには新たなポイントですので新鮮な気持ちで川に立つことができます。
また、常に釣友のOさんのサポートがありますので、心強いということもあります。

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しかし一番の理由は、釣れない、ということでしょう。

流心際のポイントでライズはあるのですが、思うように流せません。

普通なら一発大きなリーチを掛けてフライ先行で縦からナチュラルに送り込んでいくのですが、腕が不自由でそれが出来ない今は、ストレートラインかU字キャストで対処するしかありません。

ところがこれでは手前の流れにラインが膨らんでしまって、仮に出たとしてもフッキングの確率は相当に落ちます。

現にこのポイントではフライに触った魚は7尾。
全てとれませんでした。

毎日魚をスラせに行っているようなものです。

ところが相当悔しい思いをさせられているにもかかわらず、思うように出来ないもどかしさが、逆に釣りを面白くさせていることに気が付きました。


ライズにフライが入らずに熱くなって通った初心者の頃を思い出します。


腕(ウデ)を補う方法をあれやこれや考えて、フライやタックル、釣り方などをあらためて総点検している作業が楽しくて仕方ありません。

ちょっとマンネリ化していた本流釣りでしたが、ここに来て新鮮な気持ちで臨むことが出来ています。

そして先週、念願の一尾をキャッチ。

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サイズはせいぜい33-4cmと言ったところでしょうが、今年もっとも苦労して捕った貴重な一尾です。

満足感というのは、数やサイズだけではありませんね。


釣りの本質はすなわち、どんな状況下においても、それを楽しむことにあります。

良い経験をしています。

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ウィンストンの限定モデル、DL4が再度入荷致しました。
763と803に限り、僅かに在庫分がございます。

今後の入荷で最後となりますので、売り切れの際はご容赦下さい。

詳しくは下記をご覧下さい。

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先日、一週間の様子を見てから再び肩の検診のため、病院へ行って来たときのこと。

順番待ちをしていると、一組の親子が目にとまります。
ママは東南アジア系で、前回の治療の時にも見かけたのですが、今回はパパも一緒です。

パパは背中に金色のブランドのロゴの刺繍の入った黒のジャージの上下で、頭は丸坊主、真っ黒に日焼けしています。体格もガッチリしていて、年の頃は40~50代くらいでしょうか。

何処から見ても強面系です。

今回治療はどうやらお子さんのようで、こちらは4,5才くらいの女の子と、2,3才くらいの男の子が一緒。
様子から女の子の手首の治療に来ているらしいのですが、このパパ、相当の子煩悩らしく、見ていて微笑ましくなるほどです。


そうこうしているうちに○○さん、中待ちへどーぞー、と呼ばれましたので診察室の中待ちのイスに腰掛けていると、次に呼ばれたのがこの女の子。
席が隣同士になったこともあって、あれやこれやと話しかけてきます。

埒もない子供の会話に付き合っていましたが、突然、

「あれっ?さっきまでおばあちゃんが座っていたのに、何で今おじいちゃんが座っているの?」

と、切りだしてきます。

初めは何を言っているのかトンと理解できませんでしたが、よくよく考えると、既に一度診察を終えたこの子がレントゲンを撮っている間に自分が呼ばれて席に座っていて、自分が座る前にはその席にはおばあさんが座っていた、と言うことのようです。

要するに「おじいちゃん」と言うのは、あきらかに自分に対して発せられた言葉でした。


確かにこのくらいの孫がいてもおかしくはないのですが、知らない子に面と向かって言われてみるとかなりショックです。

初めて「おじさん」と言われたときもガクッと来ましたが、それ以上のインパクトがあります。
気持ちは若いつもりでいましたが、子供は正直。ごまかせませんね。


そんな2人の会話の内容を知ってか知らずか、強面のパパは待合室の外からこちらを満面の笑みで見守っていました。

人は見かけで判断してはいけませんね。


そうそう、腕の方は90度までしか上げられなかったのですが、何とか100度位までは上がるようになってきました。

だいぶ回復基調にはあるのですが、困ったことにざる蕎麦やつけ麺を食べるときに、麺を上に上げられません。
仕方なく器に入れるときは、立って入れて、食べるときは座って食べます。
これを繰り返すわけですから、運動しながら食事が出来て、一石二鳥です。

しかし、一緒に食べている人にはこの一連の動作は目障りらしく、落ち着いて食べていられないと、相当不評を買っております。

(写真と本文は関係ありません。)

WCの前哨戦となる韓国戦を埼玉スタジアムに観戦に行ってきました。

席はセンターラインの最前列です。

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テレビカメラの直ぐ後ろです。
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会場入りはキックオフ1時間半前。平日の夜にもかかわらず超満員。

試合前の盛り上がりは前回観戦したWC予選以上です。
やはり韓国戦は異常な盛り上がりを見せます。

国歌斉唱はエグザイルのタカヒロの登場で会場がさらに湧きます。

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サポーターの応援も一段とヒートアップ。

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こちらの韓国サポーターの度迫力のテーハミングコールも負けてはいません。

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特にパク・チソンの登場に場内が揺れます。




ところが試合は前半6分、そのパク・チソンがこぼれ球をドリブルで運んでいきなりの先制シュート。

このへんからイヤーなムードになってきます。

この後も終始押され気味で前半は終了。

雨は上がったのですが、試合の雲行きは非常に怪しくなってきました。

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後半戦に期待はしたのですが、大久保や森本のシュートはあったものの、得点には繋げず。
さらに終了間際、PKのダメ押しで終了しました。

良いところがまったく無しで終わってしまった日本代表。

しかしそんな中、一人気を吐いたのは長友選手。

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観戦はあっという間でした。

試合の結果はどうであれ、一点は欲しかったですね。
特に現場で見ていると得点したときの一体感が無いと寂しい限りです。

釣りで言うところの一尾とオデコの違いと一緒。


サポーターもガックリと肩を落として帰る姿が印象的でした。
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試合後、選手も元気がありません。
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とはいえ、最高の時間を過ごさせて貰ったことに変わりはありません。

本戦ではなんとか頑張って欲しいものです。

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