2016年11月

フライフィッシングほど多様性のある遊びも珍しいでしょう。

釣りの一つのカテゴリーですが、その中には多くの楽しみ方が存在します。

極論を言ってしまえば,魚を釣らなくとも楽しめる釣りです。

タイイング、キャスティング、道具、そして世界観。

突き詰めればそれだけで一つの趣味と成り得ます。

この多様性こそがFFの魅力ですが、逆に敷居を高くしてしまっている原因かもしれません。


そんな世界観を良く表している絵があります。

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古き良き時代のアメリカの釣具店。おそらく東部の都市部。

お客はみなスーツやドレス姿。子供もジャケットにネクタイ。さらに店員もジャケスタイルです。

時代が違うとは言え、実に洒落ています。

東部を中心とした高級ロッドやリールも、こんな雰囲気から生まれたのであれば納得です。

古今東西を問わず、道具に興じる釣り人は同じですね。


いろいろと向こうの絵は見ていますが、ショップを題材とした絵は希。

時代背景が分かって興味深いものです。

タイムマシンがあれば、是非行ってみたいですね。

来週は荒川へ鮭釣り予定。

昨年結構フライロストしましたので、少し巻いてみました。

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荒川の場合、フライサイズは大きい方が良く、なるべくボリュームを出すようにしています。

そこで通常のバニーでは少しもの足らず、シャンクにはゾンカーテープとシンセマテリアルを交互に巻きます。

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(写真のパッケージと違って、ゾンカーテープは5mmを使用しています。)

これで水中でもかなりボリュームが出ます。

またテールも通常よりも倍の長さにすることで、少しでも目立つようにしています。


これだけあれば何とかなるでしょう。

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今年はスイッチロッドでマーカー釣りを試してみようと思っています。

マーカーはSさんから特性特大マーカーを戴いております。

基本ナチュラルドリフトの方がより効果的であることは、過去の実績が物語っています。

釣りは準備段階から楽しまないと。

再び太田焼きそば暖簾会巡り。

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何処に行こうか迷った末、行ったことの無いお店にしようと、太田市の矢場にある「麺々」というお店。

パンフレットではテイクアウトはもちろん、店内での飲食も出来るとのことでしたので、ナビに住所設定して行ってみると、思わず通り過ごしてしまうところでした。

プレハブの小さな店です。

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何台か車が止まっていましたが、全てテイクアウトのお客さんで、一席だけ中で食べるためのテーブルが用意されています。

ここが空いてましたので、中でで戴くことにしました。


肉入りの普通盛りを注文し、待っていると今度は近所のおじさんやら子供やらが入ってきて、その会話も超ローカル。

地元密着のテイクアウト主体のお店のようです。


焼きそばは濃い味と薄い味がありましたので、迷わず濃い味。

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これは上州人が大好きな味付けです。

大賞を取ったと書いてありましたが、よく分かります。

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暖簾会もほぼ網羅しましたが、小冊子が編集された時と比べて、店が増えたり減ったりしているようです。

改訂版は出ないのかな?

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HARDYのリールの中でも、フライリールと同じく人気の高いのがサイレックスシリーズ。

初代は1800年代と古く、その歴史は長いのですが戦後になるとその姿を消します。

サイレックスはベイトリールとして開発されていますが、この手のリールを使った釣りが世界的に普及していないことが原因かと思います。

子供の頃に太鼓リールを使ってハヤ釣りをしたことがありましたが、簡単に言えばこれの延長線上のリールということでしょう。

今ではスピニングリールか普通のベイトリールが主流ですので、落とし込みの釣り以外ではあまり見かけません。

同じようなリールにセンターピンリールがありますが、こちらはよりシンプルなシングルアクションリールで、クリッカーのオンオフ機能しか持たずキャスティング用ではないところがサイレックスとは異なります。

サイレックスリールを見ると実に良く出来ています。

基本的にはクリッカーが付いて、この状態で使えばフライリールとして使えます。

そしてレバーの調整でクリッカーが外れスプールはフリーになり、さらにレバーを握るとディスクブレーキが掛かります。

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理に適った構造ですが、このリールでのキャスティングはかなり熟練が必要かと思います。

サーモンやスチールヘッドから鯉釣りまで、川でこの釣りは面白いでしょう。

フライタックルのまま餌釣りに変更することも可能かもしれませんね。

写真のリールは1920年代のSILEX MAJOR。

サイズは3-1/4のアイボリンのハンドルのクロスバー仕様と3-1/2のブライトフィニッシュ。

どちらも程度は良くてトラウトサイズのレアモデルです。


詳しくは下記をご覧下さい。

カナダの知人から送られてきた荷物の中に、HAPPY BIRTHDAYと書かれた小さなパッケージが入っていました。

開けると中から出てきたのは手のひらサイズの可愛いアルミ製のフライボックスです。

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スマホと比較してもご覧の通り。

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長い方でも90mmしかなく、こんなに小さなフライボックスは始めて見ました。

HARDYのプレートが貼ってありますので、当時もこのサイズの需要があったのでしょう。

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中を開けるとこれまた可愛いウェットフライの数々。

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フックサイズは14番から22番くらいまででしょうか。

日本では何処でも良く釣れそうなフライです。

アルミ製のフライボックスは現在ホイットレーが製作していますが、こんなサイズも作ってもらえればさらに楽しみが広がります。

釣り道具って、洋の東西を問わず昔のモノの方が魅力的に感じでしまうのはなぜなんでしょう。

大切に使わせて貰います。


ところで、自分の誕生日は6月なんだけど・・・。

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