フライフィッシングほど多様性のある遊びも珍しいでしょう。
釣りの一つのカテゴリーですが、その中には多くの楽しみ方が存在します。
極論を言ってしまえば,魚を釣らなくとも楽しめる釣りです。
タイイング、キャスティング、道具、そして世界観。
突き詰めればそれだけで一つの趣味と成り得ます。
この多様性こそがFFの魅力ですが、逆に敷居を高くしてしまっている原因かもしれません。
そんな世界観を良く表している絵があります。
古き良き時代のアメリカの釣具店。おそらく東部の都市部。
お客はみなスーツやドレス姿。子供もジャケットにネクタイ。さらに店員もジャケスタイルです。
時代が違うとは言え、実に洒落ています。
東部を中心とした高級ロッドやリールも、こんな雰囲気から生まれたのであれば納得です。
古今東西を問わず、道具に興じる釣り人は同じですね。
いろいろと向こうの絵は見ていますが、ショップを題材とした絵は希。
時代背景が分かって興味深いものです。
タイムマシンがあれば、是非行ってみたいですね。