2017年10月

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HARDYのフィッシュテイラー。

日本ではあまり馴染みがりませんが、大型魚をキャッチするときに使用する道具です。

同じ用途でギャフは有名ですが、こちらはテールにワイヤーを掛ける方式。

ループに負荷が掛かるとクリップに掛けたリングが外れてワイヤーが尾びれを掴みます。

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日本では大型魚もほとんどネットでランディングしますが、携行性を考えるとこういった道具が重宝されたのでしょう。


日本での実用はオフショアのボートフィッシングかサーモンや大型鱒等でしょうが、実際に使ったことがありませんので使用感は正直分かりません。

ただHARDYのコレクションとしたらレアだと思います。


詳しくは下記をご覧下さい。

今週も台風の影響で雨の週末。

川は増水し、釣りはダメですね。


こんな時はのんびり昼食会。

MRさんとSさんといつもの民家のお蕎麦やさんで釣り談義。

この日は出だしが遅くなってしまったので、蕎麦の残りが少なく、うどんとの相盛りを注文。

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このうどんが平べったくて初めての食感でした。

たまには別メニューも食べるものですね。


さてさて、オフシーズンの楽しみはニジマス釣り場。

止水の管釣りも良いですが、この時期はやはりもう少し川で釣りがしたいというのが本音。

そこで箒川へ次はいつにしましょうか、などとカレンダーを見ていると、今週末は
ビッグワンコンテストで大型放流。

出来ればこの後がいいんじゃないか、と言う話になって翌週を見るとトラッタの親睦会が白河FSで日曜日。

それだったらその前日箒川に行って、白河で一泊して翌日親睦会に行くのも大いに有りです。

一度このコースをやってみたかったので、今回丁度良い機会です。

試しにSさんと実行してみます。


で、ビジネスホテルも無事予約完了して、後は天気次第ですね。

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先日山本素石関連で読みたい記事があったので、ネットで中古本を探しました。

結局アマゾン経由で熊本の古本屋さんから送って貰ったのですが、本日無事に届きました。

朔風社から89年に出版された渓流釣りのエッセイ集です。

こちらはフライの記事も多くて、懐かしい方々の記事も載っています。


ところでこの本に、一枚のハガキが挟んでありました。

最初は出版元のハガキかと思ったのですが、手に取ってみると明らかに個人のものです。

消印は2002年ですので、15年も前のもので、裏面にびっしりと少し癖のある字で書いてあります。

どうやら何かの礼状のようです。

文体からしておおよそ我々よりも年代は上の方でしょう。


推測するに、宛名の方Aさんが15年前に釣りの本を出版し、その本を知人Bさんに送った際、そのお礼文をAさんに送ったのがこのハガキ。

そしてAさんは、本を書くほどの趣味であるこの渓流釣りの本にBさんから来たハガキを挟んだの忘れたまま古本屋さんへ持って行き、それを自分が今回購入した、ということだと思います。


ただこのハガキ、捨ててしまうわけにもいかず、宛名の所に送ろうとも考えたのですが、いかんせん時が経ちすぎていますので、購入した古本店に送ることにしました。

小説や映画だったら、このハガキを偶然見つけたことで始まる物語として、恋愛でもミステリーでもサスペンスでもファンタジーでも出来そうです。


昨今SNSで比較的簡単にきっかけを作ることが出来ますが、昔はこんな偶然から始まる人間模様がたくさんあったのかもしれません。

事実は小説よりも奇なり、とはよく言います。

HARDYのワイドPERFECT、サイズは3-1/4。レアサイズです。

ラージトラウトかライトサーモンか。

このサイズから下のサイズではバックスクリューが付きませんので、通常のナロードラムとと同じです。

スイッチロッドやライトスペイにはもってこいのサイズで、手元もすっきりとまとまります。

1930年代の黒鉛モデルと50年代のエナメルフィニッシュ。

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両方揃うことは滅多にありません。


詳しくは下記をご覧下さい。

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1920年代のPERFECTを10年以上使用しています。



利根川全盛時にはほぼ毎日使っていましたので、相当使用頻度が高いリールですので傷だらけです。

手に入れた時には既に80年近く経っていましたが、それから不具合はありません。

当時のHARDYのリールの堅牢さの証でしょう。


ただ、やはりメンテナンスは必要です。

先日も雨の中一日使っていましたので、こんな時は特に帰ってからの手入れが不可欠。

黒鉛モデルは現在のアルマイトと違ってアルミ地のままですので、腐食しやすいので注意して下さい。

濡れたまま保管すると腐食し白い粉を吹いてきます。

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乾いたた布で水分を拭き取って、軽くオイルを塗ってやるだけでかなり違います。

100年前のリールですが、おそらく一生使えるでしょう。

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手ぬぐいとPERFECT。

水気を取るにはやはり木綿。

どちらも洋の東西の知恵が詰まっています。

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