百均道具を使ってのマーカー製作です。
材料は10mmと7mmの発泡スチロールの丸棒を使用しています。
10mmはホームセンターで売っている材料で、7mmは釣りの浮子用として釣具店で取り扱いがあります。
ただこちらは中通し用ですのでセンターに穴が貫通していますので、本来ここにパイプを通して使う事が前提となっていますが、今回これは無視して二つ割れの接着式のマーカー作りに使用しています。
まずは25mm~30mmにカットして、両面を面取りをします。
10mmは鉛筆削りだと綺麗に行かないのでカッターで適当に削った後に適当にこすりつけて圧縮しています。
7mmは鉛筆削りでカットしています。
二つ割りしたマーカーを両面テープに貼っていきます。
写真では一個ですが、量を作るときはなるべく隙間を空けず無駄なく並べていきます。
次ぎに塗装です。
今回は赤オンリーとしました。塗料は黄色も買ってあったのですが、現場での使用頻度は圧倒的に赤が多く、これ一色で間に合うでしょう。
塗料は水性塗料を3度塗りして乾燥させます。
後はこれをハサミで形状にカットして完成です。
実際に使っていませんので耐久性は分かりませんが、これだけ数があれば問題ないでしょう。
以前は北海道では中通しの可動式のマーカーを使っていましたが、老眼で固定するのが面倒だったりするので最近は接着式にしています。
タナの調整はティペットを継ぎ足すという原始的な方法ですが、ほぼストレス無く一日使うことが出来ます。
またこのサイズの市販品はありませんので、重いニンフで浮力が必要なマーカー釣りには10mmの接着式マーカーはもってこいだと思います。
Sさんから画像が送られてきました。
毎年自作していますので実績も有り、作り慣れています。
以前鮭釣り用に20mmの巨大マーカーを作ったことがありますが、これがあれば鮭釣りはフローティングライン一本で事足りました。
市販品を利用して釣り方を工夫するという考え方もありますが、市販で無いものは自作してしまったほうが手っ取り早いことも多々あります。