2018年09月

百均道具を使ってのマーカー製作です。


材料は10mmと7mmの発泡スチロールの丸棒を使用しています。

10mmはホームセンターで売っている材料で、7mmは釣りの浮子用として釣具店で取り扱いがあります。

ただこちらは中通し用ですのでセンターに穴が貫通していますので、本来ここにパイプを通して使う事が前提となっていますが、今回これは無視して二つ割れの接着式のマーカー作りに使用しています。

まずは25mm~30mmにカットして、両面を面取りをします。

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10mmは鉛筆削りだと綺麗に行かないのでカッターで適当に削った後に適当にこすりつけて圧縮しています。

7mmは鉛筆削りでカットしています。

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二つ割りしたマーカーを両面テープに貼っていきます。

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写真では一個ですが、量を作るときはなるべく隙間を空けず無駄なく並べていきます。

次ぎに塗装です。

今回は赤オンリーとしました。塗料は黄色も買ってあったのですが、現場での使用頻度は圧倒的に赤が多く、これ一色で間に合うでしょう。

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塗料は水性塗料を3度塗りして乾燥させます。

後はこれをハサミで形状にカットして完成です。

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実際に使っていませんので耐久性は分かりませんが、これだけ数があれば問題ないでしょう。

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以前は北海道では中通しの可動式のマーカーを使っていましたが、老眼で固定するのが面倒だったりするので最近は接着式にしています。

タナの調整はティペットを継ぎ足すという原始的な方法ですが、ほぼストレス無く一日使うことが出来ます。

またこのサイズの市販品はありませんので、重いニンフで浮力が必要なマーカー釣りには10mmの接着式マーカーはもってこいだと思います。


Sさんから画像が送られてきました。

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毎年自作していますので実績も有り、作り慣れています。


以前鮭釣り用に20mmの巨大マーカーを作ったことがありますが、これがあれば鮭釣りはフローティングライン一本で事足りました。

市販品を利用して釣り方を工夫するという考え方もありますが、市販で無いものは自作してしまったほうが手っ取り早いことも多々あります。

昨年北海道向けのマーカーを作ろうと材料を揃えてあったのですが、円柱状の発泡スチロールをカッターで割るのが大変で挫折しました。


ところが先日ダイソーで発泡スチロールカッターを発見。

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ホームセンターでは2000円前後で売っているのは知っていましたが、買って使えなければ
無駄になりそうで躊躇してましたが、100円ならダメでもやってみる価値があります。

予備も含めてこれを二つとこれ用の単2電池一つを購入。

さっそく使ってみました。

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電熱線のスイッチは直接接点を抑える方法ですので片手がふさがってしまいますが、サクサク切れます。

ただ切断面が波を打ってしまうことが多くて、これは送りスピードと平行度を均一にしないとうまく切れません。

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この辺は慣れか、ちょっとした工夫で治具を作れば解消できそうです。

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ただ個人使用のものですので、今回は適当にやっています。



そしてもう一つ百均で購入してきたのが鉛筆削り。

マーカーの両側の面取りに使えそうなので、太軸(10mm)対応のものを選定。


しかしこちらは思惑とは違って柔らかめの10mmの発泡スチロールだと切削面がささくれ立って使えません。

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7mmの浮き用の材料は硬質ですので、こちらはサクサクッと鉛筆と同じ感覚で削れました。

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この二つの作業を機械化?出来ればかなり作業が楽になります。

どちらも百円とは思えないほどのパフォーマンスを発揮してくれています。

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USEDベストのご案内。

SIMMSのクラシックガイドベスト、サイズはMです。

SIMMSのベストは年々機能的になってきていますが、デザインは昔の方が良かったものも多く存在します。

写真のクラシックガイドベストもその一つでしょう。



詳しくは下記をご覧下さい。

週末の新潟の天気は雨曇り。

最後1週を残していますが、台風24号の進路次第ではとても釣りどころではないでしょう。

三連休の中日は朝から予定が入っていましたので、行くとしたら土曜日しかなさそうです。

しかも本命場所は時間的余裕がなく無理。

そこで前日の夜にSさんを誘ってイワナの顔だけでも見て来ようという運びとなりました。

岩魚釣りは東北以来ですので二ヶ月ぶりです。

シーズン中にこれほど間を開けたことは今までありませんでしたので、どれだけ
週末の雨に泣かされてきたのか、こんな年は初めてです。

それでもあまり期待できる場所ではありませんが、水量の安全と他の釣り人とのバッティングを考えるとこの界隈が無難です。

この日はのんびり出発。半日出来れば良いかといった気軽な気持ちで昼食はコンビニで済ませ、川へはお昼前に到着しました。

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雨は降っていませんが空はどんより曇っていますが時々晴れ間も覗かせまます。

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気温も低めですが、動くと汗ばみ風が吹くと寒く感じ釣りには快適。

水量は雨続きで若干増水気味。条件は悪くはありません。

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入渓してすぐに20cm級が2尾出ましたので、行けるかなと思ったのもつかの間、後がまったく続きません。

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いつもは反応してくるはずのポイントでもことごとく外し、足取りは一気に重くなっていきました。

必ず魚影のある落ち込みもまったくの留守。

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それでもちょっとした瀬で出るのもせいぜいこのサイズ。

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この数年の工事のせいでかなり川が荒れてしまっていますので、いよいよイワナも居なくなってしまったのかもしれません。

濁らない川が濁るようになると底に泥が堆積し、川はダメになっていく一方です。

複雑な気持ちで下流域も見て回りましたが、こちらも見る影もありません。


仕方なく川移動。

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こちらもシーズン中に多くの釣り人が歩いた川です。

この時期に岩魚が残っているのはうれしい限りですが、スレ方も半端ではありません。

渓相は良いのですが、ここはといったポイントでの反応はなく、ちょっとした小場所で反応してきますので竿抜けなのでしょう。

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既に色つき始めています。

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それでもいくつかの岩魚、山女魚の顔を見ることが出来ました。

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Sさんも最後は笑顔で終われそうです。

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今シーズンはこれで最後かな?

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朔風社の渓流ライブラリーシリーズの沢渡麗二氏のエッセイ集です。

筆者は出版関係のお仕事らしく、文章も読みやすく面白く読むことが出来ました。

タイトルの「地図にない川」はなんと地元の川のお話でしたので驚きです。

昔はイワナの宝庫だったと言うことは聞いていましたが、なぜかここだけは足が向かわなかったのは縁が無かったと言うことでしょう。

もちろんタイトルのお話はほんの一部で、他にもたくさんの興味深い短編が収められています。


エッセイ集はちょっとした時間で読み切れますので、お気軽に楽しめます。


最近、この手の本がパッタリ無くなってしまったのは残念です。

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