2019年02月

HARDYのリールはブロックケースが付く事によって一気に高級感が増してきます。

数多くのHARDYリールを見てきましたが、たまに刻印の入っていないブロックケースを見かけることがあります。

もちろん他のリールメーカーのものを流用していた可能性もありますので一概には言えませんが、当時社外品も多かったのでは無いかと想像できます。

写真のブロックケースはまさにそれで、素材もデザインも見た目はHARDYとほとんど変わりません。

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ただインナーがブルーで刻印は一切ありませんので、社外品であることは確かでしょう。

年台的にはおそらく30年台前後の英国製と思われます。

サイズ的にはPERFECTの3-3/8でジャストサイズ。

もちろん3-1/8(写真)を余裕をもって収納するにもうってつけです。

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現在オリジナルですとかなり高額ですが、こちらはお買い得です。


詳しくは下記をご覧下さい。

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MRさんから懐かしい本をお借りいたしました。

開高健の釣行記で、発売当時はまだまだ海外の釣り情報がほとんど無かった時代。

ページを開くとそこは夢のような世界が広がっていました。

写真も美しく、見るもの全てが新鮮で食い入るように見たものです。


あれからずいぶんと長い時間が経ちました。

開高健流に言うと「橋の下をたくさんの水が流れた」と言う風になるのでしょう。

当時の夢の舞台は様々な人によって紹介され、また多くの釣り人が世界中を釣ることによって秘境だった地もその気になりさえすれば行くことも可能となりました。

情報と言うのはありすぎると夢が無くなり、時として不幸です。

貴重な体験は滅多に出来ないから貴重なのであって、誰でも行けるようになると熱が冷めてしまうようなことも多々あるように感じています。

あらためてこの本を開くと懐かしい写真がたくさん出てきますが当時程のインパクトや感動は既に感じませんが、逆に活字を追う事によって写真にばかり気を取られて見過ごしてきた本質を読むことが出来るかもしれません。

こう考えると実に新鮮です。

解禁前に渓流サイズのHARDYビンテージリールのご紹介。


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左はPERFECTの2-7/8サイズ。

3/4番用のリトル・パーフェクトです。


そして右はST.GEORGEの3インチ。

こちらは1920年台モデル。4/5番用です。

渓流にはピッタリのサイズで、どのロッドにも良く似合います。


もうすぐ解禁ですが、初めてのビンテージリールにも丈夫で実用的なHARDYはお勧めです。

どちらもお買い得です。

詳しくは下記をご覧下さい。

先日ベトナムから帰ってきたSMZさんを誘って久々に蕎麦会です。

MRさんとAOちゃんも参加で、この日は市内のお山の蕎麦屋。

ここは最近人気ですぐに満席になってしまうので時間を前倒しで集合。

閑静の雰囲気で落ち着きますので、ゆっくりと会話を楽しむならここが一番かもしれません。大盛りも無料です。

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こちらはオリジナルの蕎麦まんじゅう。

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積もる話は途切れず、二次会は珈琲館へ移動。

マチュピチュのコーヒーに舌鼓を打ちながら、楽しい一時を過ごしました。


今週末には群馬も解禁を迎えます。

どこから始めましょうか。

先日フィンランドからリールの問い合わせのメールが来ました。

海外からのメールは珍しくは無いのですが、フィンランドは初めてです。

いつも思うのですが英語圏で無いところからの英文は実に分かりやすいと感じています。

内容はTR-1Dの仕様でサーモンリールを作って欲しいとのことでした。

若い頃でしたら受けて立ちましたが、現在リール製作は休憩中です。

ただサーモンリールを作ってみたい気持ちは今も残っていて、既にドラッグ機構も出来上がっていますので作る気になれば作れるでしょう。


写真右は北海道用に一台だけ作ったディスク付きの6番用のリールで、左がVOMHOFEのサーモンリール、サイズは2/0。

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ただ今回は丁重にお断りいたしました。

ありがたいことに今までも海外からのオファーは結構来ていました。

アメリカ、カナダはもちろん、韓国、アルゼンチン、スペイン、イタリア、スロベニア、フランス、ドイツあたりからも直接メールを頂いたことがあります。

ところが実績としては韓国に数台とスペインに1台送った他は全て断って来ました。

海外と言うことで面倒がってしまったのが一番ですが、円高の時代が続きましたので、さほどのメリットも無かったというのが主因です。

しかし現在の為替のレートでしたら充分に商機もあると思います。

そのためにはやはり語学力でしょう。

30代の頃に、「これからは英語とパソコンだよ。」と息巻いていましたが、言っていた割にどちらも大してモノに出来ずに終わってしまいました。


言うは易く行うは難し。

ということです。

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