PERFECTの初期型の1896キャリパーチェック。
1906チェックはたまに見かけますが、程度のよい1896は滅多に出ません。
同じキャリパースプリングですが違いはクリッカーに当たっている向き。
1896は平面で、1906は縦面となっております。
デザインも若干角が立っている感じを受けますが、これも余程パーフェクトを見なれている人出なければ分からない程度の違いでしょう。
この時代のPERFECTもいくつか所有していましたが、フェイスにロッド・イン・ハンドの刻印のあるものと何も無いものとがあるようですが、このリールは刻印はまったくありません。
19世紀から20世紀に掛けてのフライリールの最高傑作と言っても過言では無いでしょう。
黒鉛も良く残っていて程度は良好で、120年近く前のリールは思えぬほど回転も滑らかです。
詳しくは下記をご覧下さい。