2022年11月

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HARDYのセントジョージ・マルチ。
販売期間は資料によると1927年から39年とのことです。
以前戦中モデルのブラックペイントも取り扱ったこことがございますので、戦中までは製作していたようですが製作数は限定的でしょう。

面白いのはデザイン。
フライリールのマルチプライヤーは分かりますが、セントジョージの裏側にオフセットしたドラムを付けてしまうと言う発想は、なかなかユニークです。
それ故、このリールは唯一無二の存在となっております。

サイズは3-3/8で現行ラインで6番前後。
なかなかお目にかかれないレアなリールです。
久々の入荷です。

詳しくはこちらをご覧下さい。

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パタゴニアのシンプルなニットキャップ、エブリデイ・ビニー。
ニットキャップではフィッシャーマン・ロールド・ビニーが定番ですが、こちらはそれよりも被りの深いデザインで素材もリサイクルコットン、ポリエステルの混紡です。
耳まですっぽりと深く被ることが出来ますので暖かく、ちくちくもしません。
これからの厳寒期におけるアウトドアで活躍してくれます。

パタゴニアの冬の日常使いの定番商品。流行り廃りもなく長く使えるアイテムです。

余談ですが70年代のアイビー全盛の頃は、もみあげカットした短髪に前髪ちょこっと上げて正ちゃん帽を浅く被るのがオシャレでした。
その後のアウトドアブームではウォッチキャップが流行り、やがて定番化していきます。
ニットキャップも折り返しがあるかないか、あるいは柄物か単色かによってイメージは変わってきますが、今の時代はより実用的なものが好まれてきているように感じます。

1900年代初頭、ソルト用の大型リールを製作していたジョー・コックスの手がけた高級リールJ.A.COXE。
その後ブロンソンリールカンパニーに売却し、COXEリールはブロンソンから販売されるようになります。
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写真のNo,25は淡水用に開発された独自のフリースプール機構を搭載した小型ダイレクトリール。キャスティング時にはハンドルが逆転せずスプールだけ回転する画期的な機構です。
資料によると製作は1939年とありますが、その後多くのバリエーションが派生していきます。
25、25A、25B、25Cなど、いろいろな組み合わせでシリーズ化していきました。

そして戦後になり初めて製作されたリールは25-2の刻印が入りますが、-2の前にポンチで消した後が残っているので、間違って打った刻印の訂正かと思ったのですが、調べてみると戦前モデルの25Cのフットを流用するためCの文字をポンチで消したことが判明しました。
この年だけの処理のようですが、なんとも時代を感じさせるエピソードです。

初期型はニッケルシルバーとブラックベークライトの組み合わせですが、後に軽量なアルミ製に変わっていきますが、こちらはコロネットと名で販売されました。

さて写真のリールは左が1939年の初期モデルです。

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さらに右は刻印が消され後に25-2と刻まれておりますので、46年製の戦後初のリールと言うことになります。
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どちらもこのリールの記念すべき節目のリールでしょう。
コレクションにも実釣にもお手軽に楽しめる小型ベイトリールです。

詳しくはこちらをご覧下さい。

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ビンテージ・ホイットレーのフライボックスのご案内。
ドライフライ用の12コンパ-メントとキャストケースの組み合わせ。
今ではなかなかお目にかかれないタイプのフライボックスです。

贅沢な作りで、所有満足度の高い製品でしょう。

詳しくはこちらをご覧下さい。

Sold out

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「浅間のいたずら鬼の押し出し」。
これは群馬が世界に誇る上州カルタの一文です。

県民であれば遠足や家族旅行で一度は訪れたことがある浅間の鬼押し出し。
ホテルの近くと言うこともあって数十年ぶりに行ってみました。
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天気も良かったので散策コースの一番長い1.2kmコースを選定。

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登りは息が上がってしまいました良い散歩になります。

溶岩帯の景色を見るにつれ噴火の凄まじさを感じます。
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こちらは被害に遭った鎌原村の「鎌原観音堂」。

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資料館は残念ながら工事で閉館でしたが、観音堂は見ることが出来ました。

浅間の噴火も遠い昔の話だとばかり持っていましたが、今でも活火山であることに変わりはありません。

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