仕事の先輩であり釣り仲間。しかし自分達はフライで彼だけはかたくなに餌釣り。
疑似餌の釣りは魚に失礼だといった見解の持ち主は九州男児で大酒飲みで、とことん優しい人物。
転勤族で我々との接点も数年だったにもかかわらず、毎週のごとく夜討ち朝駆け東奔西走していた時代で、実に濃厚な時間を共有していました。
あれから40年の月日が経ったのですが、現在兵庫に暮らすYさんから連絡があったのは10年ほど前。そのときは群馬に用事があってお店に立ち寄って頂きました。
そして昨日、今度は家族旅行の途中でわざわざ会いに来てくれました。
時間も物理的な距離も一目会っただけで一瞬に吹き飛ぶものです。
自分よりも8つほど年上ですが、話す言葉、話す声は当時のまま。
お互い年は取りましたが、まだまだ元気で釣りも現役。
短い再会ではあったけど、瀬戸内海での釣りの約束を交わし次の目的地に向かっていきました。
趣味って良いですね。