サーモン

自分よりも一週遅れで荒川に参戦したSMDさんから画像が届きました。

この日の新潟は大荒れ模様。

大風で突如として雹が降ってきたそうです。写真を見ても強烈そうです。

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しかも横殴りですので、とても釣り所では無くなる状態とのことでした。


今週も荒川は釣れる鮭はほとんどいません。

新しい遡上もなく、壊滅的状況だったようです。

我々も先週洗礼を受けましたが、今年は厳しかったですね。

来年はどうなるんでしょうか。

とはいえ仲間とワイワイ言って前泊すれば、気分はまさに修学旅行。

これだけで楽しくないはずがありません。

今年も荒川のエントリーしてみました。

今回も前泊で日月の日程。釣りは月曜です。

本当は二日釣りたいのですが、ネット予約が繋がる頃には土日は全て埋まってしまっています。

荒川の土日は本当に予約が取りづらくなりました。

日曜日はのんびり出て2時頃から現地を偵察。

谷川は雪化粧。

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二日前に増水してそれが落ち着き始めています。条件的には絶好ですが、見た限り釣れていません。

2番はほぼ餌釣りの方です。

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対岸が3番。ここでこの日唯一のヒットを見ました。こちらも餌釣りでした。

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いろいろな人に話を聞きましたが、やはり釣れているのは餌釣りが中心。

ルアー、フライは苦戦しているようです。



この日は中条のホテルに宿泊して、近くの回転寿司で夕食の後、塩の湯という海辺の温泉で温まってベッドに付きました。

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翌朝は何処に入ろうか迷ったあげく3番に向かいました。

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ここは釣り人も少なく、何処でも入れます。


すると開始早々、すぐに自分にヒット。

やはりここで正解だったようです。しかしこれはすぐにバレ。

さらに再びヒット。今度はファイト中にラインブレイクです。

しかしさい先良いスタートにまずは一安心。

今度は少し上流で釣っていたAOちゃんがヒット。

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8番のシングルロッドが満月です。

ゆっくり時間を掛けて、最後はハンドランディング。

81cmの見事な雄でした。

やはりマーカー釣りは正解です。


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この間、スタートから1時間。

今日は行ける、と思ったのもここまで。


その後は全く当たりどころか、鮭もいなくなりました。

お昼前に漁協の人が見回りに来たのですが、下からここまでで右岸で釣れた人はまだいないとのことです。

相当厳しい日に当たってしまったようです。

しかもお昼頃に急激に天候が変わって、いきなりバケツをひっくり返した様な雨が降って来る始末。

スマホで見ると荒川の上流だけ雨雲がかかっています。

仕方なく一端車に待避して移動。

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いろいろ見て回りましたが、1番と2番には餌釣りの人が集中していますが、他のポイントはほとんど釣り人が居なくなってしまいました。

雨は小降りになってきたので、10番に行ってみましたが、誰もいません。

長年来ていますが、ここに人がいないのは初めてです。

しばらく釣ってみましたが、魚っけは全くありませんでした、

その後もあちこち回りましたが、鮭のボイルもなく、岸寄りでペアリングしている鮭以外見ることが出来ませんでした。

出会うルアーマン、フライマンに話を聞きますが、朝から全くダメとのことです。

自分も釣りは最後まで諦めない方ですが、今日に限ってはお昼の時点で諦めました。

何処に行っても釣れる気がしないどころか、魚の気配すら感じることができませんでした。

数年前にも同じようなことがありましたが、それが遡上魚の釣り。

特に荒川の様な自然河川だと、釣れるか釣れないかはその日の遡上次第。

新たな魚が入らない限り、居付きは毎日抜かれていますし、連日多くの釣り人が入っていますので、相当スレています。

結果的に我々が釣りになったのは朝の1時間だけでした。

漁協の人に聞いても、今年は遡上がかなり少ないとのことです。


終了を待たずに早上がりとなりました。


AOちゃんの一尾はホントに貴重です。

来週は荒川へ鮭釣り予定。

昨年結構フライロストしましたので、少し巻いてみました。

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荒川の場合、フライサイズは大きい方が良く、なるべくボリュームを出すようにしています。

そこで通常のバニーでは少しもの足らず、シャンクにはゾンカーテープとシンセマテリアルを交互に巻きます。

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(写真のパッケージと違って、ゾンカーテープは5mmを使用しています。)

これで水中でもかなりボリュームが出ます。

またテールも通常よりも倍の長さにすることで、少しでも目立つようにしています。


これだけあれば何とかなるでしょう。

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今年はスイッチロッドでマーカー釣りを試してみようと思っています。

マーカーはSさんから特性特大マーカーを戴いております。

基本ナチュラルドリフトの方がより効果的であることは、過去の実績が物語っています。

釣りは準備段階から楽しまないと。

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9月1日より荒川の鮭釣りの申し込みが始まりました。

予約はネットから行うのですが、この数年は申し込みが殺到してなかなか繋がりません。

昨年より集中を避けるためにも、予約する日程によって予約日を分散させているのですが、それでも繋がりづらい状態は変わっていません。

今年は12月の第一日曜日、月曜日の二日間を希望していましたが、予約スタートの深夜0時の時点で既に繋がらず、ログイン画面に繋がったのが1時過ぎ。そこから実際にログインできたのはさらに1時間後でした。

しかしそのときには既に土日は一杯。

なんとか月曜日だけ予約が取れました。

今や荒川の土日のチケットはプレミアムチケットです。

同時にログイン出来る人数が限られているため、誰かがログオフするまでは繋がらないのでしょう。

また一人で何日でも予約が出来てしまうので、それも時間が掛かる原因の一つかもしれません。


福島二河川での鮭釣りが出来なくなったことで荒川に集中してしまっているということも有るでしょうが、
それ以上に本流竿での鮭釣り人気が大きな理由かと思います。

鮭釣りが始まった当初は少数派でしたが、最近では見た限り参加者の6割以上は餌釣りの方のような印象を受けます。


ルアー、フライは当初に比べるとむしろかなり減っているような気さえします。

日本でも自然河川での鮭釣りが出来る河川は貴重です。

12月はまだまだ予約のチャンスはありますので、是非トライしてみて下さい。

翌朝は6時にホテルを出発。

夜中に窓に雨が当たる音で一度目が覚めましたが、結構降ったようです。


薄暗い道を受付に向かうと、既に受付を済ませた釣り人の車と何台もすれ違いました。

以前は受付の後に説明を聞いたのですが、これは省略されていました。

ゼッケンを貰って、さっそくポイントへ。

まずは最上流の2番へ入ってみました。

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昨日よりも水量は落ちていますが、濁りは取れていません。


上流区間は既に餌釣りの方が等間隔で入っていましたので、それよりも少し下流域に入って見ました。

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上流ではぽつりぽつり竿が曲がっていますが、下流域では餌釣り、ルアー、そして我々フライも全く当たりません。

時折鮭の頭が出ますので、いるにはいるのでしょうがなかなか口を使ってくれないようです。

それでもここでなんとか2尾掛けることが出来ました。

そのうちの1尾は大型の雄でした。このサイズは引きも強烈です。

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Sさんも良型とファイト中でしたが、残念ながらこれはバラし。

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全体的に魚っけが無くなってきたので次に下流域へ移動。

ここでSさんも連続ヒット。

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さらにその後10番へ移動しました。

ここまでフライマンは一人も見かけませんでしたが、このポイントは開けてフライ向きなのか、数名のフライマンが釣っています。

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空いている場所を探してフライを流していると、下流域では時折ロッドが曲がっています。

魚は居るようですが、釣れているポイントは限定的です。

それでも移動を繰り返しながらなんとかヒットに持ち込めましたが、これはバラし。

昼食後はいろいろと見て回りましたが、やはりこの日はあまり釣れていないようです。

暖かい食べ物は最高のご馳走です。

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増水で水温が低下してしまったのか、時期的なものなのかは分かりませんが、鮭はほとんど餌を追いません。

餌釣りの方々も口をそろえて「全く食わない」と言っていました。

最後は誰も居なくなった6番の瀬を下まで流して見ましたが、一度も当たりませんでした。

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ここで釣れれば最高ですが・・・。

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こうしてあっという間に時間となって終了です。

来るのがちょっと遅かったのかもしれませんね。


浅場や分流では既に産卵行動を行っている鮭の姿を多く見かけます。

しかし狙いはあくまでフレッシュラン。

遡上魚の特性なのか、フレッシュな魚は瀬に付きます。

ちょっとした水深の変化や底の状況である程度ポイントも決まります。

また遡上してくれば魚体を見ることも出来ますので、釣りのモチベーションも下がることはありません。

しかし、濁ってしまうとこの辺の情報が全く読み取れませんので、疑心暗鬼になりがちです。

新しい遡上があれば、一日のうちに何度かはチャンスがあるはず。

どんな条件でも、しっかり粘るのが良い結果を生むのでしょう。


久々のサーモンフィッシングでしたが、あらためてその面白さを認識いたしました。

自然河川で鮭釣りが出来るのは本州では珍しい存在です。

来年も是非参加したいと思います。



今回のタックル

ロッドはウィンストンB2X、13.6、8/9。

スカジットライン(フローティング)+エクスプレス14~10を2~3m。

ティペット 16ポンド(-2X)直結。

フライはバニーのピンク、レッド。

場所に応じてショット2B、3Bを数個。

釣り方によってはフローティングライン1本でも行けます。


それにしても寒かったです。

帰りは定番のこれで暖まりました。

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